航天回路

Aerospace Circuit - Blog of technological matters and etcetera by marchrock

openSUSE TumbleweedのMinimal X WindowsインストールからKDE Plasma環境へのメモ

openSUSE TumbleweedのMinimal X Windowsインストールから、KDE Plasmaのデスクトップ環境にたどり着くまでの軌跡のメモ。
CinnamonはやっぱりUIスケーリングが、と言うわけですぐ変更する運びとなった。

f:id:marchrock:20160325222826p:plain openSUSE TumbleweedのインストーラでMinimal X Windowsを選択し、そこからKDE Plasmaデスクトップにたどり着くまでに必要な設定とかパッケージとか。
普通にインストーラでKDEを選んだ場合にはこんな苦労をする必要も無く、全て揃ってるので参考にするまでも無いです。というかArchでやれ感はある。
また、Localeがen_US.UTF-8のままなので、メニュー類の呼称は一切が英語表記のままです。

インストール

sudo zypper in plasma5-session

上記でディスプレイシェルはインストールされるけど、まだディスプレイマネージャが設定されていないので再起動してもMinimal X Windowsのままになるので設定を変える。
/etc/sysconfig/displaymanagerの設定値をsddmに変更。
YaSTの/etc/sysconfigエディタだとDesktopDisplay managerDISPLAYMANAGERから編集できる。

これで再起動すると最低限度のKDE Plasmaデスクトップ環境が手に入る。
ただ、本当に最低限度なので、色々と追加していく必要がある。

HiDPI設定

素晴らしいことに、KDEではUIスケーリングを小数点単位で設定できるため、14in WQHDでも適切なUIを手に入れることが出来る。 ただ、設定が二箇所に分散している。

1つ目はDisplay Configuration内にあるScale Display

Scaleスライドバーを動かして小数点単位でUIスケール出来る。すばらっ。

もう1つがFonts内にあるForce fonts DPI

さて、KrunnerでFontsを検索すると、2つ出て来るんだけど、Applicationsの方はYaSTのフォント設定なので違う奴。

System Settingsの方のFontsがKDEのフォント設定になるので、こっちを使う。

UIスケーリングが適切に反映されるためには、再起動を掛ける必要がある。

Wi-Fi設定(というよりはKWallet)

Wi-Fiに繋ぐことは出来るが、その過程でKWalletを作ることが求められる。
Blowfishならそのままでも問題ないんだけど、GPG鍵を使ってKWalletを作成しようとすると、以下のパッケージが必要になる。

  • pinentry-qt5
sudo zypper install pinentry-qt5

コイツは秘密鍵のパスフレーズを入力するために呼び出される。
これがインストールされていない場合、GnuPG Decryption Errorと出てしまってKWalletが開けない。
さらっとググるとgpg-agentがどうのこうの、と出るのでその筋で調べてみても起動してるので理由がわからなかったのだけど、単にパスフレーズ入力が出来ないからエラーになってるのだと気付いてしまえば大したことは無かった。

ちなみに、GPG鍵はあらかじめ作成する必要がある。
自分はKGPGを使ったが、Kleopatraという選択肢もあるし、CLIでしてしまってもいい。

Konsole

何故Linuxを使うか、と言う理由は色々あるだろうけど、自分の場合はほぼ開発環境としての使用なので、ターミナルエミュレータは欠かせない。
KDEではKonsoleがターミナルエミュレータなので、これを導入する。

sudo zypper in Konsole

諸設定

Edit Current Profile...

Profileの設定画面では、シェルの方の設定を行う事が出来る。
Appearanceタブではカラースキームとフォントサイズを設定できる。
Solarizedが最初から追加されているので、カラースキームはこれを設定(Hybridの方が好きだけど)。
フォントは本当はSource Han Code JPにしたいのだけど、プロポーショナルフォント扱いらしく、Konsoleでは設定できない。残念だけど、確かSource Code Proも同系統のフォントなので良いか、とそのままにしている。

何が原因か判っていないのだけど、Konsoleを開き直すと一度だけ設定が戻ってる事があったので、何を設定したか覚えているうちにKonsoleを再起動させて確認した方が良い。

Configure Konsole

Configure Konsoleの方の設定ダイアログではKonsoleそのものの挙動が設定できる。
TabBarタブでTabBarのVisibillityが設定できるので、高さを稼ぐためにデフォルトでは表示させないようにしている。
そもそも、タブが必要になればtmuxを使えば良いと思う。

Generalタブの方でShow menubar by defaultをアンチェックしておくと、メニューバーも消失してくれるので更に高さが稼げる。
メニューバーが必要になったら、C-S-mで再表示される(それかターミナル表示部の右クリックメニューから選択)。

Spectacle

スクリーンショットツールはKSnapshotだろうと思っていたんだが、Spectacleと言うパッケージに変更されているらしい。
必要かと言われると悩むけど、無いよりはあった方が良い。

sudo zypper in spectacle

他に追加しておくべきパッケージ

Dolphin - GUIファイラ。Surprise! 実はファイラもインストールされないんだ。必要度は人に依っていて、shellかdired-xで良いよね、と言われれば確かにその通り。
MozillaFirefox - ブラウザ。Chromeでもw3mでも_YOUR_FAVORITE_BROWSER_HERE_(by GLaDOS)でも何でも良いんだけど、wgetで生きていける、という例外的な教祖(e.g. RMS)を除けば一つは必要だと思う。